2013年9月29日日曜日

【釣行記】また日本海に行ってきた

二週連続日本海へ行ってみました(来週も行きたい...)。

到着。
風、浪とも先週よりありそうな気もするけど全然出せる。
潮は先週よりダメ潮なんであまり期待はしない感じで。

気をつけなければいけないのは今週半ばからずっとやられてた腰痛。
だいぶマシになったものの、カヤックはずっと座りっぱなしなんです。
コルセット巻いて、アネロン飲んで、ロキソニンも持って出艇。
いいタイミングで空が白み始めた。


■ジギングタックル
6.3ftジギングロッド
シマノ4000HGリール
PE1.5+リーダーフロロ30lb
ルアー:80g~100g激安ジグ(これしか持っていない)

■キャスティングタックル
6.2ft汎用ロッド
シマノ2500Sリール
PE0.8+リーダーフロロ12lb
ルアー:プラグ、エギ

■鯛ラバ/インチクタックル
6.3ftライトジギングロッド
アブ5000C
PE0.6+リーダーナイロン12lb
ルアー:インチク、鯛ラバー(45g~100g)

を用意。
基本キャスティングの釣り以外まだまだ素人なんで自分なりに見つけていきます。
あとは状況と気分に合わせて、です。



前回、朝間詰めの時合いがあったので今回も朝を大事に行こうとその根回りへ。
鯛ラバーを落とす。
すると何度目かの流しでコココっとショートバイト。
乗らなかった。
落とし直してみようとすぐさまクラッチを切った瞬間隣でOくんにヒット。
どうやら青物だということでさっきのショートバイトも同じ群れかなと落としなおすもアタリなし。
するとその青物が僕の愛艇かもめカープ号の下に潜ろうとする。
僕も避けつつO君も剥がして無事ランディング。
揚がってきたのはなんとこの海域初登場のシオ(カンパチの子供)
子供と言っても50cmの立派なサイズである。
カンパチは見た目が格好良い。目に上部に続くアイラインがある。

その時点でまだ明るくなりきってなかったんだけども、そこから単発でボイルが聞こえてくるようになってきた。
ボイルする時間が先週より全然早い。
ちょっとシイラっぽくない音、またツバスかな?と思うも結構でかい音でもやってる。
キャスティングに変えてトップ投げるも反応なし。
シイラなら少々遅れても着水点ミスっても向こうから勝手に突進してきてくれるのでやはりこれはシイラじゃないなと思った。
しかも結構ちゃんと打っても食ってくれない。ここで14cmのミノーに変更、これも食ってくれず、ボイルを追うのをやめて時合いかもしれないシオ狙いに続投。
が、インチクもジグも反応はなし。

すると偶然近くでボイルが起こったのですぐさまキャスティングに持ち替えキャスト。
ピンポイントに入った。
ミノー着水して、もう陽が昇ってるし相手は青物なんでかなり早くを意識して巻く。
すると、ドン!と当たってきた!
瞬間に切れた....


これは店主の準備不足。
ただでさえキャスティングは細ラインでやってるのに、先週シイラとツバス釣った後なにもリーダーをチェックしてなかった。
O君はちゃんとリーダー変えてきてたらしい、見習います。
そしてリーダーをフロロ20lbに結び直す。

そのあともジグとインチクを絡めて狙うも相変わらず小判鮫するしかなく、それでも反応はたまにアタリが出る程度。
来たと思ったらエソ。
ジグにしろインチクにしろ、このアタリを本アタリに持っていけたら一人前かな?と思った。
(結局ショートバイトの正体はこのあと釣りあげたサバフグっぽかったけど)


で、今回は風が曲者で。
予報よりも東に巻いてて、艇が流されて釣りずらい。
さらに鳥の動きをよく見てみると、どちらかと言うとシャロー側でうろうろしてるし、実際単発ボイルもそっちで起きてる。
これは行くしかないと風がマシなシャロー側へ。
ここでボイルに細心の注意を払う、鳥の下では誘い出しもやるけど、無駄打ちはせず構えて待つ。
鳥の動きガン見。
その動きに合わせて艇も調整。
すると射程距離内でボイル。
先週良い思いをさせてくれたリップルポッパー(貰いもの)をキャスト、ばっちりピンポイント!
2アクション目でゴボっと!

重い!
シイラならまぁ90cmぐらいはありそうな突っ込みかなと思ってると、どうもドラグの出方が違う。
ジィィィィーとかじゃなくてジィィィィィィィィィィィィィィって止まらない。そして跳ねない。
ツバスにしては重すぎる。
PE08なので無理はせず、ドラグ滑らせては出させては巻いて、ゆっくりファイト。
手前まで来ると青白い。
ハマチだ!

っと無事ランディング。
リーダー20lbに変えといて良かった...。



暴れ倒した60cmちょうど。
(この時は分からなかったけど、実はこれハマチじゃなくてヒラマサでした。)
トップでこのサイズのハマチ(だと思っていた)とか幸せすぎてしばらく放心。
そしてサイズがでかく〆がうまくいかない。
500円のナイフでは刺さらない。
無理やり刺そうと力を入れていると、折りたたみ部分が折りたたまれ、見事人差し指の爪に身ごとヒット。
歯が鋭かったら指詰めるところだった。
まぁ刃が鋭かったら魚体に刃が通るのですが。
血をだらだら指から流しながら、O君の持ってる高級ハイスペックナイフを借りに行く。
錆びない上に猛烈な切れ味という逸品。
その通りサクッと神経断絶。
気分がハイになってるので指も痛くない。
魚もクーラーに入らないけど無理やり斜めに詰め込む。
尻尾は出るけど入った。


で、そのあとは鳥も散り、たまーにボイルがあるもののナブラまでは起きず、しかも単発で射程内には来ない。
仕方ないとジグとインチクで色々やるもダメ。
Oくんは少し磯側の方へ魚探サーチ。

これぐらいから腰が痛くなってきて、そこまで行けないと思ったのでここで小判鮫を止めて湾内側でイカ狙い。
ここからはかいつまんで言うと、一度新子バレただけでした。
ちっさいから早く巻きすぎたら外れちゃいました。
地元のヤンキーエギンガーは上手でさくさくっと二杯釣ってました。
しゃくりにも淀みがない。
イカ釣りってなんであんなヤンキーに人気あるのだろうか。


ええ時間になり納竿。上陸。
Oくんは結局磯近くの根に爆撃かましてきたらしく、40ありそうなアコウ獲ってました。



嬉しい一匹を獲った感覚と、それ以外は歯が立たなかったもどかしさなど。
でも鳥と海面を常に見て移動、鳥山付近のボイルをサーチするのは楽しいなと思いました。





地元のおばあちゃん、超かわいくて仲良くなった。






帰りにOくんおすすめの店に昼ごはん。
ここがまたすんごい美味かった。
しかも安い!


半死&不眠で仕事をこなし、夜は早速解体ショー。
で、ひとつ疑問が浮かんだ。
あれ?これ、ヒラマサじゃね?

ここでちゃんとブリとヒラマサの区別が付いてないのでいっそ知っておこうと調べる。
よく言うのは口角が角いか丸いか。





口角、丸くね?





イマイチ自信がなかったのでさらに調べてると完全に理解した。
まず明らかにヒラマサの方が顔が小さい。
そして一番わかるのは黄色が胸鰭にかかってるかどうか。
ブリは鰭に黄色が全くかかっていない。

この人かかってますね。
(ランディングした時の写真はさらにわかりやすい。)
間違いない、ヒラマサだ。

同じタイミングで師匠に写真を送ってたら、その写真を徳島の馴染の釣具店のスタッフが見てくれてて、
「これヒラマサちゃうで」(阿波弁でわかりにくいけど「これはヒラマサですね」の意)
ブリだと、この一枚目の写真みたいく黄色い線もはっきり出ることは無いそうで。
なんだかんだと勉強になった釣行でした。



ヒラマサ60cmアップをトップで。
このことだけで青物素人の僕は幸せなのであります。



あー、毎週こういうのやってたいな。





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