2014年12月8日月曜日

【釣行記】ドラマチック

日曜、ひさびさの海域へ。

近畿北部の寒波はわかるけど、向かった先の等圧線と気温の変動を事前に見ていけるだろうと判断、山越えで安く行こう、と。

途中雪山が見え、テンションあがる。
山の張り詰めた冷たさは好きだ。







しかしここからがまずかった。
燥いだのも束の間。
自分たちの判断ミスを露呈。

道中、最も標高の高いところ、その橋脚部において路面凍結、こちらスタッドレスも履いておらず、チェーンもない。
よもやここまで凍っているとは....。
ガキの頃から親父にアウトドアスパルタを受けてきた自分を恥じた。

とりあえず1速にいれたままクリープ現象を利用、ハンドルをOくんが操作しながら、滑ってインに差し込まないように僕が外に出て橋脚の端のコンクリで踏ん張り車をコントロールするという手段で乗り切る。
完全アイスバーンだったので成人男性の力で車の軌道を操作することは容易かったです。
がしかし本当に肝を冷やした。
そして肝に銘じた。

おっさん二人で山裾で心中。
洒落にならん。
いやはや。
自然と遊ぶ上での危険意識、もっと高めないと。

なんせ極度の緊張状態であった小一時間。
降りてからは美しい海が見え、胸を撫で下ろした。



一転、海況も悪くなく、本日はドライスーツデビュー。
今回はAVETデビュー戦。
ジギングタックル2本。
PE2+ナイロン30lb
PE1.5+ナイロン20lb
あとはティップランの三本構え。

まずは浅場から魚探にも反応があり、早々にOくんが良型のホウボウGET。

これは良いのではと反応と感度に打つもどうやらそこまで甘くないようで。


なんかハマらないのでティップランでお茶を濁すも、こちらも軽いアタリめいたものが一発で釣れず。
あ、それとは別にAVETの使用感最高です。
めちゃくちゃ気に入りました。
重いし、パーミングしずらいし、巻き重りするけど、全て気合いで補えるトピックなので問題なし。

またジギングに切り替え。
しかしAVETでの底から中層ワンピッチで反応ないので、ライトタックルのジギング(砂もの、底物用)で底をトントン。煙幕出してジグをぷーらぷら。
これにはやはりクラッチがすぐ切れるオシアカルカッタが最高。

で、今日一良い感度、底から5シャクリ程度でフォールで糸ふけ。
即座に合わせ、ぎゅぎゅーんと走る青物らしきラン。

うーむ。ひさびさにドラグ出してくれて嬉しい。



ハマチ、50cm半ばに足りないぐらい。
夏場より脂乗ってそうでドキドキ。


で、本来収まっていくはずの風が少しいやらしく、40m以深を越えられない状況に。
潮目も消され、こりゃ感度と根を打っていくのがベターかなと。
ホウボウを二匹追加。
安定の美味、yes。



その二匹目のホウボウが来た近くで、また煙幕で立ててぶらさげてると、ドン!
即座合わせ、が、まるで根がかりのように動かない。
巻くとドラグを出していくトルク系の引き。
たまにすんなり巻けて、いきなり暴れたりすごい重くなる。
腕がだるいほどに。
うーむ、過去に二魚種、この感じを経験した。
■ヒラメ
■エイ
しかもエイを獲ったのはこの海域でこのポイント付近。

がしかしわずかなのぞみでヒラメをイメージ。
あがってきたのは。




巨鱧。
でかい、というか長い。
始め穴子かと思った。
がしかし猛烈な牙と面、ジグに穴あいてボロボロ。
さらにぬめりが強烈で、いやー、釣ったあとが大変な魚。

がしかしOくんはこいつを捌ける。
旬ではないけどでかい雌はうまいらしい、〆てキープ。



なんとか土産は確保できてるので、ここはAVETで釣っておきたい。
根を攻めてるときました。

巨サバフグ。

写真ではわかりにくいですが、今まで釣ったサバフグでも一番でかい。
40cmあるんじゃないか。

Oくんにドクサバフグでないことを確認してもらい(今回で自分の知識としても蓄えました)、
ぶりむきにトライして唐揚げでにでもしよう。


そして最後にドラマ、ジグを回収してたOくんにひったくる強烈バイト。
竿がバットから曲がってるラインが斜めに入ってるので青物のいいのだろう、慎重に、と。

5分ほどかけてあがってきたのは、僕のさっき釣ったハマチより圧倒的に厚み、メジロ。
あとで測ると74cm,4kg。
鰤にはならずでもこの時期のこいつは相当旨いんじゃ。


二人ともなんだかんだ面白い釣りが出来たので良し。
立ち上がりから最後までドラマチックでした。


ここは近いうちまたこよう。




そして、ドライスーツ最高。
暖かいし、脱いだあとも湿った嫌な感じなし。
このひとつだけで諸々荷物も減る気がする。
なんせ釣り中、釣りあとの快適さが段違い。
安全意識としても冬のカヤックには必需ですな。

来週もいけたら行こう。

あぁ鱧、造りも湯引きも蒲焼も絶品だった。









ATCQネタ、じゃなくて楽曲として美しい。

2014年11月24日月曜日

【釣行記】地元の人に「気が狂ってますね」と言われた回

釣行は22日夜、その週の水曜日に自分へのご褒美2014ということで、思い切ってリールを購入。
AVET MXJ5.8、ほんとはSX6.4の2スピードが欲しかったけど、諸々タイミングが合わずで、重量も30gしか変わらないし色可愛いし、これに決めました。
あと2スピードのPGモードはでかいの獲るとき用でしょうけど、それは兄貴の形見のジガー1000Pがあるしな。



それでもこんな重いリールをカヤックでシャクるのはしんどいだろうな、船よりシャクりの位置が高いので、負担増なのです。
ま、全部気合いで補うけど。


で、よもやこの釣行に間に合うか、となっていましたが、結局それは間に合わず。

サメ以来、やっとこさ久々Oくん、師匠の三人で釣りができる機会到来。
で、師匠と合流したタイミングで代わりに受け取りをお願いしていたご褒美リールを師匠から預かるという算段だったんですが。

せっかくなんで昼便のカヤックジギング、夜にポイントを変えてカヤックアジという日程を組んだ。
諸々の事情で師匠はアジのみの参加。この時点でご褒美リールをこの釣行で使うことは叶わず。
がしかしこの三人で釣りができること自体がなんせ嬉しい。

dj終わってそのまま準備、大阪を出る。
ここから40時間不眠が確約されていたので、気合いで乗り切る。

一ヶ月ほど釣行が空いたにもかかわらず、準備に余念のないOくんと僕の出艇はスムーズ。






釣れない。
サバフグしか釣れない。
割と早めにOくんがアカヤガラを捕獲していたので、こりゃ良いのではと思ったけども、どんだけ何しても無理。

ダメ元でティップラン投入30mラインに30gを放り込む。

すると一投目にいきなりヒット。


良型。
まじか。
絞めてすぐ二投目。
またもヒット。

同型。


こりゃ楽しい、とティップランに開眼するような気配もつかの間、ここからは渋くなり釣れず。
回遊のをたまたま獲れたのかも。

でもまたあの引きを味わいたいと、沖目に行ったOくんとは逆に20m~30mラインの磯際で粘ってるときれいにティップが入りまた捕獲。



最終湾内で、こちらは普通の餌木投げると連続で2杯捕獲。
がしかし面倒で1杯をタモに入れたまま次のを掬ったらはじめのが逃げた。
アホでした。



がしかし合計5杯釣れた。
帰ってデジタル秤ではかったら、一番でかいので680g、ということは一番小型で500gってところかな。
わりといいサイズを獲れたのでは。
うーむ、イカ面白いな、と素直に。
ちなみにティップラン竿じゃなくてヤマガの固めのアジ竿78使ってる、充分。


しかし青物、鯛、ヒラメの本命にフラれているので、Oくんと肩を落としアジ場へ。
師匠はしばらくのちの合流。

到着するとライズなし、潮動いていない。
うーむ。

投入。
20cm。
おぉぉ、尺あるなしパラダイスというのは幻。
終始このサイズの金太郎飴。
3つだけ23cm~25cmが混じっただけ。
ただOくんは太刀魚、僕は35cm~40cmほどのヒラセイゴを2つ釣ったのでアジ以外のお土産もできた。
新しいカヤックに乗り換えた師匠も合流して久々三人で短時間でも受けたのはよかったな。
師匠は食いが渋くなってからもひとりドラグを鳴らしていたのでさすがである。



帰ってから数時間休んで仕事。

疲労はこれまでの釣りで随一だったと思う。
色んな意味で猛烈な釣行であった。

仕舞い中、現地のアングラーと話す機会があり、今回の釣りの趣旨を説明したら、
「気が狂ってますね」と言われました。
気は狂ってても釣れなきゃただのwe can be 疲労!



次こそは....

2014年11月7日金曜日

【PARTY】Future Pain

NIGHTBEAT RECORDSのJOHNくんからお誘い頂き
今月21日はNIGHT WAXにてDJしております。


Future Pain
11月21日 金曜
at Nightwax
22時〜
1500円 1d込

【Live】
Duvali
Psycho Patch

【Djs】
Michioshka
Mash
John Lee 



2014年10月30日木曜日

【釣行記】色々ありすぎた

とにかく色々ありました。

割愛します。

地獄とギャグが同時に押し寄せました。



かいつまんで言うと、天気予報が当たらず爆風。


頑張ってジグを落とすもまさかのサメ。



めっちゃ睨んでる。


ヤエンのおっちゃんと仲良くなってみかんもらった。




あとから調べたらこのサメはアブラツノザメだったっぽい。
サメの中でも非常に美味だと。
持って帰ったらよかったって思ったけど、そもそもあんな鮫肌に包丁通るのか?
という不安。
60cmになるのに10年、1mになるのに40年かかるそうで、逃がしてあげたのも良いことだなと思いました。


さて、もうさすがに夏の格好では釣りはできない。
いい加減青物釣りたくて。

つらい。

今回の釣行で厄は落としたきたつもりです。


2014年10月22日水曜日

【PARTY】13th CHAMBER

毎13日の金曜日に行われる例のアレ、次は2月までないらしく、それじゃゾンビも寂しいだろうからって、今回は血のハロウィンが開催される運びになったようです。




■13th CHAMBER■

10.31. (fri.) @新町P
open:23:00
1000yen (w/1D)

-LIVE-
Psycho Patch
SH Beats (Sampler Live)

-DJ-
Deadly S.K. aka Shawn-D
Jace Da Sik Poppa aka K-Flash
Boldy Butcha aka Michioshka
Dazy Xenakis aka Memento
Killa Season aka Yuge
Tatsuki
D-Money

-VJ-
Akihiko

-Casher-
ゾンゲリ

2014年10月21日火曜日

【釣行記】海上安全のお守り

実に二十日ぶりの釣行。
台風じゃなくて鯛風が来て欲しいのに悪天候に行く手を阻まれること三週弱。

やっと浮けます。
今回は個人的には中層ちゃんとやりたいなと。
釣行前の準備中、釣友の奥様が海上安全のお守りを授けてくださいました。
PDFの内ポケットに大切に仕舞ってGO。

山深い道中は霧が凄い。狸が死んでいた。

到着、寒い。
昼にはTシャツになりたくなるのでできるだけ薄着で行きたいけど、寒すぎるのでパーカーを来て出撃することに。

今回も鯛ラバ仕掛けなし、ジギング二本キャスティング一本の仕立て。

しかしながら浅場をどんだけ上までいじくってもベイトの群れに落としても反応なし。
40m越え出すとエソが釣れ始めた。
前回と同じくランカー。
結局この日も5匹以上のエソを釣った。

70mを超えるとエソは釣れないが他の魚の反応もない。
かなり中層まで探ってるので腕がつらい。
青物来ない。
真鯛もなし。


沖を見切って50mラインに戻ると、ここ最近で一番の濃いはっきりした潮目。
パラシュートアンカーきかせて潮目の上だけじっくり探れる風向。
チャンス。

一回目の落としで着底で前アタリで掛からないながらも、少し誘ってからまた落とすとドスン。



いつもの全然青くないアオハタ。
45cm弱。
潮目アツい。
このサイズの根魚一尾獲ってるだけでその日楽になるもんです。
そのあとも細かい乗らないアタリが立て続いて、潮目さすがだなと思うも乗らない。

なんとなくサバフグな気がしてくるけどいざ掛けると、




連子鯛。
活性が低いのが、探り方が悪いのか、フックがダメなのか。
検証したいけど続かなかった。

移動中魚探にいい根があったので打つと、さっきの乗らないアタリとはまた違う感じの乗らないアタリ。
ガガネっぽいぞ?と、掛けてみると予想的中。
ガガネは以外と乗りにくい。
尺もないけど、またアクアパッツァにしよう。




潮目も消えて流れて今度は40mラインをじっくり、やはりこのレンジはエソが混じりつつ、
それでも中層までもっとしっかりやろうとやってみます。

するとちょうどミドルレンジで、お初にお目にかかる。

マトウダイ。
これは相当嬉しい。
前にちょい良い店で刺身食べて美味かったし、かわいいので釣りたかった。
サイズは皮剥の良いサイズ、ぐらいの小型だけど、ちゃんと中層攻めて報われたというか、嬉しさはアオハタを超えた。
群れにならない魚らしく、前回のアカヤガラのようなラッシュはならず。


そのまま30mラインで今度は中層しゃくりまくって疲れた腕の回復を図るため、底にジグ置いておく釣りしてると、




何匹釣ってもみんな大好きホウボウ。
小さく見えますが、それなりに良型。



風が吹き始めたので撤収。
釣友も同じサイズのアオハタを80mで釣っていたようで。
僕ももっとDEEPやりたいけど、2ozの竿だと70m超えると結構不便感じる。




まぁ独身の食材としては充分ながらも不完全燃焼さは感じますな。
写真の下のアオハタは釣友のもの。
せっかく貰い物メジャー貼ってるのでたまにはこういう撮り方もいいかなと。


ちなみに帰って食べたマトウダイ、絶品でした!
前お店で食べたのよりも甘さと、少しヤガラに近い歯触り。
旬が近いからかな?
しかも小型にもかかわらず大きな肝が。
肝醤油でごちそうさまでした。
あとガガネにも綺麗なでっかい肝入ってたので、こちらも美味しく頂きました。


今回、残りの獲物は普段遊んで世話になってる先輩の家で振る舞い食す予定。

2014年10月2日木曜日

【釣行記】貧果ながらアカヤガラ

またも日本海。


いよいよ書くのが面倒になってきた。


甘鯛狙いに沖へ、途中50mラインで連子鯛拾う。
しかし本日60m超えでベイト反応なし。
試しに70mラインまで行ってみるもエソ地獄、しかも良型というかランカーだらけ。


ここはダメだと50mラインへ戻ると得意のペナ3で全然青くないのにアオハタ40cm。



さらに40mラインに戻って久々持ってきたUEDAのジギングロッドに'03ジガー1000Pの組み合わせ(共に兄貴の形見)でディープブレイカー落とすと青羽多連発。
ジグでやるより釣れるとわかったけども、サイズが伸びないのでやめ。




そのままパラシュート聞かせて浅瀬へ流してると、アカヤガラの群れを捉えた!
初アカヤガラ!
これは嬉しい、とても美味だと聞いていたので。
ランディングと同時に魚探に反応。


なんか釣れそうな気がしたのでタモに一尾目入れたまま落としなおし。
うむ、同じレンジで二匹目。

まだいけるなと落としてかけましたが、タモ入れで3尾目バラし、またすぐに落として4尾目ヒットするも今度は普通にバラし。
結局獲れたのは二匹、しかもアカヤガラとしては小型。
でも初めての魚種なので嬉しい。



そして美味い。
本当に伊勢海老のようなぷりぷりの身。
でかいほうが美味いって言うので次は2mぐらいの釣りたいなと。
捌くのも楽しい魚だった。



あとはアオハタの鰭を乾かしたりしました。