2014年12月24日水曜日

【釣行記】道中boards of canadaを聴いてしまった業を背負う

もちろん行きます。

今回は今年秋口からカヤックを始めた某若手DJの兄も同行できることが直前に決まり、
道中SAで待ち合わせをしてGO。

鰤獲ってブリスマス!とか言いたかったかどうかはアレですが、なんせ寒鰤寒鮃が本命。
鯛ラバ仕掛けは持たずジギング2本とティップランという最近のデフォルト3本仕立てで出撃。

前回メジロやハモというなんか面白い感じだった出来たので、今回も期待は高まる。

出艇。

まずは浅場しっかりと。
けども前回のような感度は魚探に出ず。
小型のガガネのみ。
同行の二人もエソばかりとのこと。

Oくんは少し吹き出した風にもめげず、60mラインに波を切り裂いて行った。
逆に僕は35mラインにある一定の根周辺、そしてそこから余り離れない35m以浅のボトムにはたまーに映る感度を発見したのでそこを丹念に狙い撃ち。
おそらくイカナゴ?
ということでナゴメタルの偽物、通称ニセメタルを投入、ヘコヘコぶら下げてるとギュン。
ホウボウ。
小型、ですがギリお持ち帰りサイズ。
ほう。
同じパターンでもう一匹追加。
ほうほう。

スレたのか反応がなくなったので、水深を変えずに少しだけライン取りを変える。
この日は西風予報にもかかわらず、おそらく山で巻いてるのであろう結局東西南北全てに風がスイッチしていた。
その時その時の風をつかってアンカー入れてうまいことライン取り。
カヤックはこういう手前船頭も味わえるのが良い、難しく面白い。


釣りながら初がっつりKFとなるお兄ちゃんをレクチャー。
教えるほど偉くはないですが、基本と操船上の注意などはやりながらがやりやすい。

がんばるお兄ちゃんことMSRくん。


潮の影響か、めっきりジグに反応がなくなったタイミングでOくん戻ってくる。
60mラインに生命反応は皆無だと....。


なんせここでお土産を確保することがマスト、とみんなでホウボウ狙い。
Oくんが鯛ラバですぐかけたので、お兄ちゃんにはインチクへ変更してもらう。

僕はないのでメタルジグとバイブレーションのハイブリッドをただ巻き。

ほうほうほう。


さらに1匹追加。
お兄ちゃんには残念ながら来ず。
けども磯際で尺ガガネを獲っていたので安心。


もっかいジグで釣りたくなったので赤金投入。
よく見るとクリスマスカラーな感じだな。




昼過ぎてもみんなで粘って僕も50mラインまで行きましたがダメ。
納竿。


なんだかんだと5匹のホウボウと持ち帰りサイズのガガネを捕獲。
白身ばっかりですが美味いのでよし。


もう少し良いと思ったのに~と言いながら楽しく片付け。
道中坊主オブカナダを聞いたのが悪かったせいにした。
縁起でもない!
次はフィッシュマンズにしようと。

MSRくんは結局持ち帰りは尺ガガネのみだけど、インチクでの釣りの勉強、尺ガガネ(notウッカリ)獲れたのは貴重。
かなり楽しかったそうで。







帰宅して気合いで竿、リール、タックル、ドライスーツ、洗濯物をメイク。
帰省したらティップランやろ。


2014年12月21日日曜日

【年末年始の営業予定】


-年末年始の営業予定-

12月29日(月) 通常営業
12月30日(火) お休み
12月31日(水) お休み
1月1日(木)  お休み
1月2日(金)  お休み
1月3日(土)  お休み
1月4日(日)  通常営業


上記連休に伴い、12/30〜1/3までのオンラインショップでご注文の際の返信、及び発送作業が翌営業日である1/4になりますのでご了承願います。


2014年12月8日月曜日

【釣行記】ドラマチック

日曜、ひさびさの海域へ。

近畿北部の寒波はわかるけど、向かった先の等圧線と気温の変動を事前に見ていけるだろうと判断、山越えで安く行こう、と。

途中雪山が見え、テンションあがる。
山の張り詰めた冷たさは好きだ。







しかしここからがまずかった。
燥いだのも束の間。
自分たちの判断ミスを露呈。

道中、最も標高の高いところ、その橋脚部において路面凍結、こちらスタッドレスも履いておらず、チェーンもない。
よもやここまで凍っているとは....。
ガキの頃から親父にアウトドアスパルタを受けてきた自分を恥じた。

とりあえず1速にいれたままクリープ現象を利用、ハンドルをOくんが操作しながら、滑ってインに差し込まないように僕が外に出て橋脚の端のコンクリで踏ん張り車をコントロールするという手段で乗り切る。
完全アイスバーンだったので成人男性の力で車の軌道を操作することは容易かったです。
がしかし本当に肝を冷やした。
そして肝に銘じた。

おっさん二人で山裾で心中。
洒落にならん。
いやはや。
自然と遊ぶ上での危険意識、もっと高めないと。

なんせ極度の緊張状態であった小一時間。
降りてからは美しい海が見え、胸を撫で下ろした。



一転、海況も悪くなく、本日はドライスーツデビュー。
今回はAVETデビュー戦。
ジギングタックル2本。
PE2+ナイロン30lb
PE1.5+ナイロン20lb
あとはティップランの三本構え。

まずは浅場から魚探にも反応があり、早々にOくんが良型のホウボウGET。

これは良いのではと反応と感度に打つもどうやらそこまで甘くないようで。


なんかハマらないのでティップランでお茶を濁すも、こちらも軽いアタリめいたものが一発で釣れず。
あ、それとは別にAVETの使用感最高です。
めちゃくちゃ気に入りました。
重いし、パーミングしずらいし、巻き重りするけど、全て気合いで補えるトピックなので問題なし。

またジギングに切り替え。
しかしAVETでの底から中層ワンピッチで反応ないので、ライトタックルのジギング(砂もの、底物用)で底をトントン。煙幕出してジグをぷーらぷら。
これにはやはりクラッチがすぐ切れるオシアカルカッタが最高。

で、今日一良い感度、底から5シャクリ程度でフォールで糸ふけ。
即座に合わせ、ぎゅぎゅーんと走る青物らしきラン。

うーむ。ひさびさにドラグ出してくれて嬉しい。



ハマチ、50cm半ばに足りないぐらい。
夏場より脂乗ってそうでドキドキ。


で、本来収まっていくはずの風が少しいやらしく、40m以深を越えられない状況に。
潮目も消され、こりゃ感度と根を打っていくのがベターかなと。
ホウボウを二匹追加。
安定の美味、yes。



その二匹目のホウボウが来た近くで、また煙幕で立ててぶらさげてると、ドン!
即座合わせ、が、まるで根がかりのように動かない。
巻くとドラグを出していくトルク系の引き。
たまにすんなり巻けて、いきなり暴れたりすごい重くなる。
腕がだるいほどに。
うーむ、過去に二魚種、この感じを経験した。
■ヒラメ
■エイ
しかもエイを獲ったのはこの海域でこのポイント付近。

がしかしわずかなのぞみでヒラメをイメージ。
あがってきたのは。




巨鱧。
でかい、というか長い。
始め穴子かと思った。
がしかし猛烈な牙と面、ジグに穴あいてボロボロ。
さらにぬめりが強烈で、いやー、釣ったあとが大変な魚。

がしかしOくんはこいつを捌ける。
旬ではないけどでかい雌はうまいらしい、〆てキープ。



なんとか土産は確保できてるので、ここはAVETで釣っておきたい。
根を攻めてるときました。

巨サバフグ。

写真ではわかりにくいですが、今まで釣ったサバフグでも一番でかい。
40cmあるんじゃないか。

Oくんにドクサバフグでないことを確認してもらい(今回で自分の知識としても蓄えました)、
ぶりむきにトライして唐揚げでにでもしよう。


そして最後にドラマ、ジグを回収してたOくんにひったくる強烈バイト。
竿がバットから曲がってるラインが斜めに入ってるので青物のいいのだろう、慎重に、と。

5分ほどかけてあがってきたのは、僕のさっき釣ったハマチより圧倒的に厚み、メジロ。
あとで測ると74cm,4kg。
鰤にはならずでもこの時期のこいつは相当旨いんじゃ。


二人ともなんだかんだ面白い釣りが出来たので良し。
立ち上がりから最後までドラマチックでした。


ここは近いうちまたこよう。




そして、ドライスーツ最高。
暖かいし、脱いだあとも湿った嫌な感じなし。
このひとつだけで諸々荷物も減る気がする。
なんせ釣り中、釣りあとの快適さが段違い。
安全意識としても冬のカヤックには必需ですな。

来週もいけたら行こう。

あぁ鱧、造りも湯引きも蒲焼も絶品だった。









ATCQネタ、じゃなくて楽曲として美しい。